※流派によって様々な名称・考え方があるが、ここでは、Speech Level Singing(SLS)関係の資料を主に使用して一例とする。
※声域を広げるトレーニング の項目で具体的なトレーニングを示します。ここでの知識を参考に以降のトレーニングをします。
☆複数種が併発することもある
☆PULLとFLIPが多くの人が抱える、歌声の問題であり、それぞれに別の対処法がある
☆MIX(ミックス)を習得することが、目標のひとつ
徐々に音程を上げて(下げて)いくと、響きの位置の変化を感じることがあるが、響きの位置ごとを声区(レジスター)と呼んで分類することがある。
音程を上げて(下げて)いく中で、特に、声質の変化や不安定感を感じる区間が、声区に挟まる形で出てくることがあり、それを、ブレイクポイントや換声点などと呼ぶことがある。
ブレイクポイントを解消し、声区を違和感なくまたぐ(ブリッジする)技術をMIX(ミックス)ボイスと呼び、それを習得することが、ボイストレーニングの目標のひとつになります。
●女声
(高音側)
…
↑
MIX6(6thブリッジの音域:E7~G7)
↑
ホイッスル
↑
MIX5(5thブリッジの音域:A6~C7)
↑
スーパースーパーヘッド
↑
MIX4(4thブリッジの音域:E6~G6)
↑
スーパーヘッド
↑
MIX3(3rdブリッジの音域:A5~C6)
↑
ヘッド
↑
MIX2(2ndブリッジの音域:E5~G5)
↑
ミドル
↑
MIX1(1stブリッジの音域:A4~C5)
↑
チェスト
(低音側)
●男声
(高音側)
…
↑
MIX4(4thブリッジの音域:A5~C6)
↑
スーパースーパーヘッド
↑
MIX3(3rdブリッジの音域:E5~G5)
↑
スーパーヘッド
↑
MIX2(2ndブリッジの音域:A4~C5)
↑
ヘッド
↑
MIX1(1stブリッジの音域:E4~G4)
↑
チェスト
(低音側)
※88鍵のピアノの真ん中のドが(C4)